社会人になり25年が経ちました。
この歳になって「ExcelVBA」を身につけようと思った理由を書いてみます。
最初から回り道をせず直線的に「ExcelVBA」を身につけたい、と思っていたわけではなくこんなことができればいいなと課題解決をさがしていたその先が「ExcelVBA」でした。
VBAって?
私が学んで身につけたいと思っているのは、「ExcelVBA」です。
この「ExcelVBA」、wikipediaによれば、
「Visual Basic for Applications(VBA)は、主にマイクロソフト製のMicrosoft Officeシリーズに搭載されているプログラミング言語」
とのことのようです。
これを聞いてもイメージがわかず、はっきり言ってなんだかよくわかりません。
VBAが、私の日ごろの生活や仕事にどんな影響を与えてくれるのかを、考えないことには「VBAって?」の答えなんて見つかりません。
そこでもう少し調べてみることに。
VBAは、
Excel自動化への第一歩!
ExcelVBAでこんなことができる!
Excelそのものが仕事をしてくれる!
2週間で実務に生かせるこれがVBA!
請求書を自動作成するマクロが作れる!
という文章が踊っています。
これを聞くと、
VBAを学べばすごく得した気分にさせてくれるものなのか、
仕事に役に立ちそうだな、
そして、日々の業務を効率化していくような話なのか、
ということがわかってきました。
人生100年時代、まもなくその半分
40歳代の半ばも過ぎ40歳代後半に差しかかってくれば、50歳も目前です。
50歳といえば、人生100年時代といわれるちょうど半分にさしかかったことになります。
この50歳という年代について、昔どう思っていたか。
私が学生時代のときに思い描く50歳とは、何だったか。
むかし思い描いていた50歳とは、
・人生のうちのやりたいことを半分以上成し遂げている。
・25歳で子供を授かったとして、子どもは25歳、子どもは独立して育児はとうに終わっている。
・親は75歳。介護が必要になってきた。
など。
しかし、自分がいざ2、3年後に50歳を迎えようとしているいま、全くこうではないなと考えます。
・人生のやりたいことを半分も成し遂げていない
・子どもは独立どころかまだ、しばらく義務教育中
・両親は介護のお世話にならずまだまだ元気そのもの
平均余命が延び(平均余命の期待値は年々上がってきている)、健康寿命も延びている今のこの時代。
まだやりたいこと試したいことがあります。
50歳を機に勤務先企業の制度を生かして、「セカンドキャリアとして起業する」なんてひともいますから、まだまだ人生これからです。
その延長線上で自分の健康寿命(72歳・2016年時点)に耐えうるスキルがVBAなのであれば、いま社会人20数年めであったとしてもあと20年余りはまだVBAから恩恵を受けることができます。
VBAの学び
VBAをほかに教わりに行くなんて時間はないので、独学で勉強です。
以下にあげたものは、入手して参考にした本です。買ってから数週間でこの本にあげられている課題(ミッション)は理解できるようになりました。
図解!ExcelVBAのツボとコツがゼッタイにわかる本”超”入門編
理解できた理由は、
・知識よりもノウハウを重視していたから。
・自力で作れる力を着実に身につけられたから。
・入門のハードルを下げて1冊をとおして学習が深められたから。
です。
ひととおり理解ができたので、次はこの本を読もうかなと考えています。
図解!ExcelVBAのツボとコツがゼッタイにわかる本「プログラミング実践編」
この「VBA=プログラミング言語」。
今までの人生で触れたことがありませんでした。それもそのはず。
高校は普通科、大学は法学部、大学院ゼミは租税法なのですから。
なので、これまでの私の人生において、プログラミングの出番は一度もありませんでした。
しかし、これからの時代はどうも様子が違うようです。
小学校ではプログラミング教育が必修化されます。
小学生ではプログラミング教育が必修になるという事で、3th娘の通う学習塾でも無料のプログラミング講習を受ける機会があり、行かせたことがありました。
「どうだった?」その講習を受けた感想を3th娘に聞くと、
「楽しかった。」
親に気を遣って「楽しい」と言っているのか、本当に楽しかったのかは、しばらく様子を見てみないとどうやらわからないようです(困)。
話を元に戻しますが、これから先私が子どもから教わることがあるかもしれませんが、VBAの学びがいずれ自分のスキルとなって、お客さんに「それならこうすると効率的ですよ」と答えられる時がくれば、その時は私にとって本望で、願ったり叶ったりかなと思います。
業務を効率化するため
毎月の業務のなかで必ず行っていることがあります。
それは、数百もの株式売買の取引明細から会計仕訳を起こす業務です。
売買にも、現物と信用の取引が混在しており、これがやや煩雑です。
しかも売買取引をする証券会社は何社かあります。
多いときはひと月に300回もの売買取引がありましたから、その売買の都度、会計仕訳を起こすのは現実的ではないと考えVBAでなんとか、と思ったのが発端です。
これを、
・売買精算の月ごと
・該当証券会社ごとに
・買付時または売付時ごと
・現物取引と信用取引ごと
以上の条件ごとにソートをかけ、ワンクリックで一括起票するための値を計算させます。
このワンクリックで一括起票するためにマクロが使えないものか、考えました。
ここのところを自動化できないものか。
この自動化できそうな部分が、図解!ExcelVBAのツボとコツがゼッタイにわかる本”超”入門編 で掲載され取り上げられていたExcelシートと、似かよった部分があるので応用させられないものか挑戦してみます。
・人生100年時代、何か新しいことを始めるのに遅すぎることはない
・反復継続的な処理は、効率化する
・クライアントのため、自分のため、になるようなスキルを身につける
・(数少ない武器だとしても)武器(VBAなど)を増やして生き抜く
・知らない人にもその便利さ効率さを知ってもらう、またビジネスにつなげる
ということがExcelVBAを始めた理由です。
【編集後記】
今日は結婚記念日で家族で外食。いつも食べたいものや行きたい場所がバラバラでまとまらないのですが、今日ばかりは妻の一言で決定したもよう。わたしは秋の味覚いっぱいの「天へぎ」をいただきました。それはとてもおいしく満足な夜でした。